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2022.12.16 /17 リアル会場

京都でローカルを考える小松理虔「新地方論」刊行記念イベント in 京都

『新復興論』などの著作がある福島県いわき市在住の小松理虔さんの『新地方論』刊行にかこつけて、ここ京都にて、「ローカル」や「地方/地域」について語り合うイベントを開催いたします。
ミシマ社代表の三島邦弘さんほか、京都を足場にして活動を展開されている方々をゲストとしてお招きし、何かと何かとの「あいだに立つこと」、ぼくたちの「共有地をつくること」などにも触れながら、「ローカルを生きる」をみなさんとともに深めていける時間を過ごせたらと思っています。はじめましての方も、いつもの方も、改めましての方も、ぜひ会場にお越しください。


DAY1
ぼくたちそれぞれの「新地方論」対談
三島邦弘 × 小松理虔

「大きな物語から抜け出す 〜ローカル、本と書店、メディア、他者との遭遇〜」

「地方」を「地域」に、さらに「ローカル」へと読み替えてみる。その「ローカル」とは物理的な場所だけでなく、ぼくたち一人ひとりが寄って立つ場を指しているのかもしれない。誰もがそれぞれの現場、それぞれの物語を生きている。混沌や分断が深まるように見える現代社会に、ぼくたちに馴染んだ枠組みから抜け出し、日々をより良く生きていくために。本、出版、メディア、福島など、自らの足元からの変革に挑むお二人による初対面トークイベント。


DAY2
ローカルアクティビスト 京都座談
金井浩一 × 前田展広 × 山本安佳里 × 小松理虔
「ぼくたちができる小さな取り組み 〜土地に根ざし、ひらきながら、そして面白く〜」


これまで積み重ねてきた経験、立場や肩書は大切だけど、そういったものを越えて、一人ひとりの違いを前提にしながら関わりあえる場が増えたらいいなと思う。多様で、自由で、やさしくて、そして面白く。そんな活動に取り組む京都在住のゲストスピーカーの3名に、福島から上洛した小松理虔氏を交え、さらにはゲスト・主催者・参加者の垣根を跳び越えて、ぼくたちのこれまでとこれからを語り合いたい。お互いに顔の見える小さな会場での、ざっくばらん座談会。イベント終了後、ちょっとした懇親会もやります。

DAY.1 ゲスト

三島 邦弘 編集者 / ミシマ社 代表

1975年京都生まれ。大学卒業後、複数の出版社を経て、2006年に株式会社ミシマ社を設立。東京・自由が丘と京都の二拠点で「一冊入魂」の活動を続ける。著書に『計画と無計画のあいだ』『失われた感覚を求めて』『パルプ・ノンフィクション 〜出版社つぶれるかもしれない日記』がある。2020年、出版社と書店の現場をつなぎ、出版界の常識を前進させるプラットフォーム「一冊!取引所」を立ち上げ、21年10月より代表も努める。

小松 理虔 ローカルアクティビスト / ヘキレキ舎 代表

1979年福島県いわき市生まれ。地元の商店街でオルタナティブスペースUDOK.を運営しながら、食や観光、医療福祉、文化芸術など幅広い分野の企画、情報発信に携わる。いわきの地域包括ケアの取り組み「igoku」でグッドデザイン金賞、初の単著『新復興論』で第18回大佛次郎論壇賞を受賞。『地方を生きる』『新地方論』など、地域に関する著作も多数。

DAY.2 ゲスト

金井 浩一 ソーシャルワーカー / 相談支援事業所しぽふぁーれ 所長

重度の精神障害者の在宅支援チームへの参画等を経て、2018年に一般社団法人ライフラボを設立。多領域が協働する地域ケア体制づくりをモットーとした独立型相談支援事業所として、アウトリーチ性の高い相談支援に日々奔走。当事者や地域住民とともに、多様なものが出会い直せる「地域の小さな遊び場づくり」にも取り組む。一般社団法人コミュニティメンタルヘルスアウトリーチ協会 理事ほか。

前田 展広 共創事業プロデューサー / 前田展広事務所 代表

京都市生まれ。デザイン教育機関の運営マネジメントやローカル企業の地域共創事業の立上げを経て、2014年より個人事務所を主宰。業種業界や組織・肩書きを越えて、一人ひとりが本来もつ善性が発揮される状況を生み出す「共創」型の事業/組織開発を得意領域とする。京都市ソーシャルイノベーション研究所(SILK)には、2015年の設立時より現在までオープン・イノベーション担当として参画。総務省 地域力創造アドバイザー。

山本 安佳里 AKARI DESIGN/コドモト代表

1984年札幌市出身。多摩美術大学卒業後、大手メーカーのデザインチームを経て、2015年AKARI DESIGNを始動。ブランディング、グラフィック、プロダクトまで多岐にわたるデザイン活動を行う。2014年京都に移住。母になったことを機に「こども=未来」と実感し、こどもと文化・伝統・芸術をつなぐ場として「コドモト」を立ち上げる。山鉾連合会や保存会の方々とともに「こどもと行こう!祇園祭」などを展開。左京区大原の里山在住、2児の母。

小松 理虔 ローカルアクティビスト / ヘキレキ舎 代表

1979年福島県いわき市生まれ。地元の商店街でオルタナティブスペースUDOK.を運営しながら、食や観光、医療福祉、文化芸術など幅広い分野の企画、情報発信に携わる。いわきの地域包括ケアの取り組み「igoku」でグッドデザイン金賞、初の単著『新復興論』で第18回大佛次郎論壇賞を受賞。『地方を生きる』『新地方論』など、地域に関する著作も多数。

モデレーター

今津 新之助 SOCIAL WORKERS LAB ディレクター

1976年大阪府生まれ。大学卒業後に沖縄に移住し、人づくり、仕事づくり、地域づくりを行うコンテクスト・カンパニーを経営。2022年より京都に拠点を移し、株式会社bokuminを創業。分野・領域を跳び越え、多様なアクターとの対話と協働によるプロジェクト開発やチームづくり、一人ひとりの持ち味と可能性が発揮される場や仕事づくりに取り組む。

開催概要

開催日

2022.12.16 Fri / 17 Sat

DAY.1 詳細

日時:12月16日(金) 19:00〜21:00(開場18:30)
会場:京都経済センター 6階(6-C) ※阪急電車「烏丸駅」・地下鉄烏丸線「四条駅」徒歩すぐ
京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78
参加費:一般2,000円、学生1,000円

DAY.2 詳細

日時:12月17日(土) 14:00〜17:00(開場13:30) ※参加者を交えた参加型のセッションもございます。
会場:CROSS GOJO ※地下鉄烏丸線「五条駅」徒歩5分
京都市下京区新町通五条下る蛭子町105
参加費:一般2,500円、学生1,500円 

企画・運営

株式会社bokumin、SOCIAL WORKERS LAB

フライヤー

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お申し込み

Peatixよりお申し込みください。