社会に、世の中に関心をもったほうがいいなんて、言われなくてもわかっている。環境問題、政治、格差・貧困、ジェンダー。どれも大事じゃないなんて思っていない。けれど、あまりに世界は広くって、変化のスピードは速くって、どこから手をつけていいかわからない。
ぜんぶを大切にしようとしたらしんどくなる。
だから「ひとごと」にすることで、わたしたちはじぶんを守っているんだと思う。
福祉もきっとそのひとつ。高齢介護も障害も、知らないほうが楽に思える。けれどある若者は言う。福祉が「じぶんごと」になるにつれ、ものごとの感じ方が変わってきたかもしれないと。
わたしたちを守り、豊かにするのは、ひとごとか、それともじぶんごとか。
じぶんごととしての福祉に向き合ってきた3人の学生と一緒に、じぶんと世の中との関係を捉えなおしてみよう。
埼玉県上尾市出身。東洋大学社会学部社会福祉学科4年。コロナの制約もあって内向きになっていた時期に、SWLABのイベントにふらっと参加。じぶんの考えや価値観に近しいひとたちに出会い、励まされ、一歩を踏み出すきっかけを得る。多様な関わり合いをとおして、じぶんの本当にやりたいことや大切にしたいことが見えてきた(気がする)。「じぶんのような誰か」に機会や場を届けることを願い、昨年7月からSWLAB学生メンバーとして活動。趣味は映画鑑賞で、スタジオジブリが大好き。4月からは介護の現場で働く予定。
東京都練馬区出身。東京大学法学部3年。生育環境の影響なども受けて、「障害」に 徐々に関心を寄せるように。東京大学入学後、「障害者のリアルに迫る」東大ゼミ(通称・リアルゼミ)に参加。3年次になる2020年4月からは1年間休学し、北海道のゆうゆうと長崎県の南高愛隣会、2つの社会福祉法人で半年ずつインターン。様々な福祉の現場のリアルを体感し、特に触法障害者の支援にひきつけられる。現在は復学し、司法試験に向けて勉学にいそしむ日々。休憩時間には赤ちゃんの動画をみて英気を養っている。
秋田県秋田市出身。北海道医療大学リハビリテーション科学部 理学療法学科4年。高校時代は甲子園出場を目指し奮闘。大学進学をきっかけに北海道当別町へ。2019年、ひとりの高齢者との出会いをきっかけに「地域と学生をつなぐ」ことをミッションにした地域貢献団体サークル「ONE」を設立。高齢者のためのゴミ出しや雪かきサポート、自宅訪問による交流など、地域内のさまざまなニーズに応える活動を展開。2020年9月よりSWLABに参加。無類のプロレス好き。
滋賀県大津市出身。大学時代のおおきな変化は、地域での活動をとおして、あまり思い入れのなかった滋賀が「ふるさと」へと変わったことと、SWLABとの出会いをとおして、福祉が「じぶんごと」になったこと。昨年3月に京都大学文学部を卒業し、新卒フリーランスとしてのキャリアを歩み始めたばかり。SWLABではコーディネーターとして、企画や編集を主に担当。趣味はカメラと旅。人生のテーマは、境界・線引き。通称、ざわけん。
2022.02.23 Tue
19:30 オープニング
19:35 ブレイクアウト1(ひとごと、じぶんごと)
19:45 登壇学生によるプレゼン(10min×3)
20:15 クロストーク
20:35 ブレイクアウト2(今日の場を通して考えたこと)
20:50 クロージング
21:00 終了
※タイムラインはアップデートする可能性があります。
25歳以下の学生または社会人
チケットをお申し込みのうえ、リンクからご参加ください。
zoom ミーティングを使用して開催します。ブレイクアウトルームを使う予定のため、当日はカメラとマイクをオンにできる環境でお入りください。
SOCIAL WORKERS LAB(事務局:一般社団法人 FACE to FUKUSHI)
Peatixよりお申し込みください。