窓を開けると、明るくなる。
外から光が射し込むから。
もしかすると私たちは、心の窓を開けることで、明るさを得ることができるのかもしれない。それなら、光にあたるものは一体何なんだろう。
それは、他者の眼差しなんじゃないか。他者との交わりの中で、光は射す。
私は心を開く。光を求めて。
私は打ち明ける。道を照らすために。君の瞳を輝かすような語りを、捧ぐ。
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〈HIDAMARI〉とは
「陽だまり」のように光の心地よい温度を共有しながら、みんなで、悩み、語り合う、溜まり場です。ゲストスピーカーの私的な「体験」を、対話を通じた言語化によって「経験」に変換する〈トーク〉から場はスタートします。そこから場全体を徐々にクロスさせ、ゲストの「切実な問い」や「違和感」を軸にしたダイアローグを通して、それぞれの「光」を分かち合っていきたいと考えています。
時に、みなさんの眼差しがゲストを照射し、
時に、ゲストが「打ち明ける」ことの眩さに、目を覆いたくなり、
時に、それぞれの輝きが互いを照らし合う。
どんな光が、どこからどこに向かって射すのか。それはこれからのお楽しみ。
この場では、先行きが見えない、見通しがもてず不安だというあなた、暗闇や混沌の中でもがくあなた、社会に明るい未来が描けないあなた
光を何かしらの形で求めているみなさんと仲間になって、月に何度かここに溜まり、光と影、明と暗の旅路をともにしたいと考えています。
Vol.0 となる今回は、SWLABの学生メンバーでもある北海道医療大学3年の鷲谷建くんをゲストに迎えます。
秋田県秋田市出身。20歳。「学生と地域を繋ぐ」ことをビジョンに大学内に地域貢献団体サークル「ONE」を設立。64名の学生と地域の高齢者の方の自宅への友愛訪問活動やゴミ捨て、雪かきといった日常生活のサポートも行う。「医療・福祉の道を志す学生にとって地域にはたくさんの学びがある」という想いから、地域の方と学生の繋がりを作るために挑戦を続けている。今年の9月からSOCIAL WORKERS LABにも参加。
1997年滋賀県生まれ。「境界」や「線引き」の問い直しをテーマに、越境ことはじめを2020年に設立。固定化された認識や関係をほぐし、個人や社会の切実な問題に光を見出そうとプロジェクトを展開。地元への思いも強く、滋賀県基本構想審議委員、滋賀学生コミュニティ kaname代表なども務めてきた。2020年8月よりSWLABに参加。京都大学文学部西洋哲学史(近世)専修。
2021.2.17 Wed
20:00–21:30
20:00 オープニング(場の説明とアイスブレイク)
20:15 ゲストトーク
20:35 クロストーク(ホストとゲストのトーク)
20:45 ダイアローグ(ブレイクアウト&シェア)
21:20 クロージング
21:30 終了
※ 場の流れによってはその後、希望者でアフタートーク
・この企画は、主に学生を対象としています(社会人3年目までの方にはご参加は受け付けております)。
・イベント中にブレイクアウトセッションを使用します。カメラとマイクをオンにできる状態での参加をお願いします。
・「心を開く」ということを場の軸としていますが、ゲストに対しても、参加者に対しても、決して無理に鍵をこじ開けようとしたりすることはありません。安心してご参加ください。
・光や明るさを強調していますが、闇や暗さも大切にする場です。あるがままでお越しください。
SOCIAL WORKERS LAB(事務局:一般社団法人 FACE to FUKUSHI)
SOCIAL WORKERS LABは、「ソーシャルワーカー」という概念を介して、多様な人びとが出会い、関わり合い、問い、学び合う社会実験的な取り組みを行う社会人と学生のチームです。今回の企画は、「心を開く」ということが、「ソーシャルワーカー」に密接に関係しているのではないか、社会に働きかけることに役立つのではないか、という仮説もあり、SWLABの自主ゼミの枠内で行っています。
Peatixよりお申し込みください。